花嫁の証

「あ、あぁ…」


空夜君は慌てて
口を開く




「さー!帰ろう!!」



あたしと空夜君の
手を繋いで歩き出す





「おい咲。おれ
男に興味無いから
手を離せや」




空夜君が冷たい瞳で
咲矢を睨む





「なんだよ空夜!
俺は友としてだな」




咲矢も慌てて
弁解する





「もー!!また
仲間外れにしないでよ!」




そう言いながらも
あたしはにやける




こんな時間が大切で
あたしの掛け替えの
無い大切な物







アベル…
もちろんあなたも
私の掛け替えのない
友達だよ…






大切なあなた達へ
私は今とても幸せです






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