雪の中の幸福
「・・・!!!」


少女を呼ぶ声が聞こえた。


『!!!!!!!!!!!!』


少女はびっくりし、すぐさま振り返った。


『今の・・・』


そう言った少女は何故か涙を流した。


『・・・』


そこに立っていたのは間違えもなく少女が探していた『モノ』
少女は嬉しくて、嬉しくてモノの傍に寄った。

いつもと変わらない笑顔、声、温かさ、すべてが同じだった。
少女は嬉しさのあまり時間を忘れてしまっていた。

コレガ罠ダトシラズニ・・・






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