図書室の金髪王子
「それに、恋愛初心者の結花に河野先輩はハードル高すぎっ!分かった?」
「う、うん・・・分かったから落ち着いて?」
言いたい事を一通り言い終えた亜紀ちゃんは、オレンジジュースを一気に飲み干して「彼氏が待ってるから」と言い残し、行ってしまった。
一人取り残された私は、残っているジュースを飲みながら、河野先輩の事を考えていた。
確かに金髪は少しだけ怖いかもしれないけど、寝ている姿を見ていると、亜紀ちゃんが言うほどの人には見えない。
何も根拠はないけれど、なんとなくだけど、そんな気がするんだ。