図書室の金髪王子


俺が話しかけると、すごく驚いていた。


でも、一年で俺のウワサを知らないのか、俺を怖がる様子はなかった。


それに、ちゃんと俺の目を見て話してくれた。



それが、なんか嬉しかった。



話してみると、明るくていい子だなって思った。


すごく素直で、見ていて表情がコロコロ変わって、なんか面白かった。



でも、俺のウワサを知ったらきっと話すこともなくなるんだろーな...



それが、何故か嫌で、俺はある約束をした。


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