自伝

再婚

埼玉へ引っ越す前に持って行けない家具や車を売った。


「引っ越したら少しのんびりしたいね」


「そうだよね、2ヵ月位は大丈夫だね」


仕事も辞めて、埼玉で仕事を見つけることにした。


車が思いの他高く売れたので、そうすることにした。


畑が沢山あってのどかだけど、市役所や駅からも近く、大型のデパートが3件有った。


毎日悟史さんと2人で探検してた


毎日が楽しくいつも笑ってた


「綾」


「なぁに?」


「そろそろ、籍入れないか?」


「本当に?」


「勿論だよ明日俺の実家に行こう。紹介するよ」


「私…受け入れてもらえるかな…」


「心配すんな」


私が悟史さんを奪い取ったから…


悟史さんの実家にもだいぶ迷惑かけたらしい。


「俺とずっとこのまま一緒にいて下さい」


うなずいた


「手、出して」


「?」


ポッケから箱を出して中から指輪を取引出した。


私の薬指にそっとはめて


もう一つの指輪を私が悟史さんの薬指にはめた。


「ありがとう…いつの間に?」


嬉しそうにニコニコして私を見てた


2人で婚姻届を出して


7月7日に


広瀬 綾になりました。

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