自伝
珈琲…飲めない…


いつもなら、飲まないけど、彼がせっかく入れてくれたしと

変な気を使い頑張って飲み干した。


その間に代表者の人が現れて私達の話しを細かく聞き始めた。


その後に労働者が持っている権利や交渉の仕方など


今まで知らなかった法律系の話しに


私は興味津々だった

話の途中で、同い年位の男の人達が


ドヤドヤと事務所へ入ってきた


「お疲れでーす!」


「お疲れ、あぁ彼等も会社と闘争中なんだよ。そうだ来週の水曜日に早速彼等と交渉しに行きましょう」


急展開…


「会社には、あえてアポなしで行きます不在になられると困るんで」


「はい…」


「ただ、本当に不在でも意味がないのでなるべく細めに連絡下さい」


「でも…私達もう…会社を」


「明日から出社して下さい」


もう1人の友達が


「えぇ…行き辛いです…」


「だとは思いますが、会社の言い渡しには納得出来ないとツッパネて下さい」


もう…やるしかないと思った。


「分かりました。明日から出社します」


「では、今日のところはお話はここまでにしましょう。お二人はお酒は?」


友達と顔を見合わせて


「飲みます」


「そうですか(笑)実は、少し行った所にやはり、倒産で不当解雇された方達で居酒屋をやっていましてね、良ければいかがですか?」


「はい…」
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