自伝

友達

一年も過ぎると、流石に子供達も友達が増え


私も少しだけ道を覚えたり


環境に馴染んできてた


山本さんとは相変わらず喧嘩ばかりで


もう本当にうんざりしていた。


ある日些細な事がきっかけで


売り場の裏で山本さんさんと大喧嘩をした。


店を担当してる本部の人の前で殴り合いになって


そのまま私は店を飛び出して


そのままハローワークで新しい仕事を探した


タイミング良くその日の内に面接になり

一旦着替えて、家から自転車で５分位の場所にある事務所へ面接に行った。


この日は全てがすんなり進んだ。


面接もその場で採用が決まり


早速、次の週からそこで働く事になった。


店に通わなくなった事で少し時間にも余裕が持てるようになってた


そもそも、自分達で店を始める事で


子供達の具合が悪い時はそばにいてあげたり


ＰＴＡ関係にも参加したり出来るって話しなのに


山本さんは店の事で頭が一杯で


｢子供が具合悪いからとか言って休むなよ｣


｢なんで!?初めに約束したじゃん｣


｢さあね｣


｢始まった｣