自伝
「もう最後だしおいでよー(笑)」


「今からでも大丈夫なら…」


「じゃあ、参加の方にするね(笑)」


その事で、彼女とは保育園に行くたびに良く会うので


私からも話しかけるようになってた


今まで「話しかけずらい」印象だった事や


道で合っても無視されるなんて話しを初めて知った。


印象の件は仕方ないにしても


道では、多分私がみんなの事覚えてないからと言うことと


基本的には自転車を乗ってる時は


前しか見てない…


それからはかなり気をつけるようになって


同じ保育園じゃない人にまで

朝、信号待ちで同じような子供を連れてれば


「おはようございます!(笑)」


と言うようになった。


親睦会とかの飲み会にも参加したりして

私の過去のおかげで

みんなの輪に優しく受け入れてもらった

「やだぁ
山本さんていつも忙しいそうだから、声かけづらかったけどスッゴい楽しい人じゃん(笑)」


「あぁ…本当人見知りするから、でも結構知ってしまえば、イイヤツでしょ?」


楽しい時間を沢山の人達と過ごした


楽しかった


嬉しかった


こっちに引っ越して来て


初めての安らぎにも似た感覚だった。
< 276 / 284 >

この作品をシェア

pagetop