優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
あたしは自分の部屋へ入っていったら、大雅までついてきた。



乱暴にあたしをベッドへ押し倒すと、またがってあたしを見下ろしてくる大雅。





「……俺の事、好きになれ」





………………はぁ?


…………今、なんていった?






「好きにならねぇと殺す」





緩くあたしの首を絞めてくる大雅。



でも全然苦しくないよ?






< 353 / 361 >

この作品をシェア

pagetop