初恋ノ詩 1
「良かったわー。初日からこんなにいい女友達できるなんて俺って幸せ者カモ……」

俺がそう言ったとき一瞬友莉の顔が曇ったような気がした。
でも気のせいだろう

そう考えてしばらく経ったら忘れてしまったんだ。

彼女の表情も、あの日以前の記憶も、自分の思いや、彼女の思いさえも全て忘れてしまったんだ…………
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