ダブルハーツ
と、開いている横にと、ポンポン、絨毯を叩いて呼びよせる。
ダンッと強く一回地団駄踏むと、仕方なくやつの隣に腰をおろした。
「いい子だね」
「子供扱いしないでよっ!」
頭に置こうとした手を振り払う。
振り払われた手は味噌汁を取り、私に渡す。
「いっぱい泣いたんだ、水分摂らないとね」
「あ、ありがとう……」
静かに受け取り、油揚げの入った味噌汁をすすった。
「ねぇ、バイトは?」
「今日は、休みなんだ」
「そ……」