ダブルハーツ
言われようもなく、私をからかうクラスメイトや先輩達に、いじめを受け続けた中学時代の日々……
私はスクールバッグを掴む拳に力を込める。
「それ……本人に確かめたの?」
「そんなっ!」
「出来るようわけないじゃないっ!」
全く、人間ってのは本当に噂好きだ。
「それなら、あなた方に注意される覚えはないわ」
「え……」
女子二人、呆気にとられた顔をする。
「私、貴方達と違って、仲良しこよししているわけじゃないから。興味ないわ」