ふたりりさいたる−先生へ−
秘密の始まり



キーンコーンカンコーン


「きりーつ。礼」

さよーならー



授業も終わって荷物をまとめていた


いつもはゆみが声かけてくるけど
珍しくこない


辺りをみわたしてもいない

‥帰った?



ゆみのかわりにひょいと
浅野が横にきた



「お前この前これ忘れたったぞ。んじゃまたあとで」


それだけ言って机に
紙キレをおいていってしまった


なんだあいつ


紙をみると


[090××××××××今日用事なかったら少し離れたファミレスにおって!迎えいくで。なんかあったら電話してな]



それをみてついにやけてしまった


浅野とでーとだ!
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