君に恋した瞬間、

□嘘□





とうとう来てしまった、把仔と先輩のデートの日。




俺は何もできず、ベッドの上で寝転んでいた。





本当は、把仔を行かせたくない。




だけど、それができない自分が無性にやるせない。




愛よりも・・そんな臆病な自分に負けているのがどうしようもなく悔しい。







これで本当に把仔を愛していると言えるんだろうか?



俺は、本気で把仔の事が好きなのだろうか?








不安・・過ぎるよ・・・。







女々しすぎる俺なんて、当然把仔は好きになってくれる筈がない。













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