君日和


「但し…?」



葵は廻るのをピタリと止めて

憮然とした表情で和弘を見つめた。



「但し…くっ、ははは!」


一部始終を見ていたオレは

電話台の横を通りながら

「笑っている暇があったら、さっさと教えてやれ!」

と雑誌で頭をしばいた。

それでも和弘は

尚も笑いを堪えながら言った。



< 22 / 34 >

この作品をシェア

pagetop