君日和



当日。

天気、良し。

雲一つない絶好の花火日和。


和弘は葵の自宅の玄関で、頬杖をついて座り込んでいた。



「葵!まだか~?皆、学校で待ってるぞ。早くしろよ」

「ちょっと待って~。もう少しで終わるから…」


声はすれど姿は見えずとは、まさにこの事である。



< 28 / 34 >

この作品をシェア

pagetop