【完】君だけにみせるMyReal
「だから、高校入って、俺の本当の姿見てもらってから決めてもらおうと思って」
「言ってくれれば良かったに」
「ゴメン。大沢先輩の気持ちなんとなく分かってただけに少しいじめたくなった。すぐ顔に出て可愛いんだもん」
「最っ低!!私があの後どんだけ悩んだか分かってないでしょ!?」
私は七海の胸をグーで思いっきり殴った。
「俺のパーカー着てるの見た瞬間、キタって思ったね」
消えてなくなってしまいたい。
七海にはなんでもお見通しなんだ。
「もういい!帰る!」
「絶対嘘だ。本音言って。ほら」
七海は私の手を掴んで嬉しそうに笑った。
そんな七海にキュンと胸が高鳴ってしまって、私は自分を押さえられなくなってしまった。