-呪歌-

「四回目に死ぬ」

これは信二の死によって、確かな物へと変わるだろう。



信二は震える手でパソコンの机の角を掴んだ。


最後の力を振り絞り、ズルズルと体重を、机の方に移動させる。


そして、ゆっくりと右手を持ち上げ、ディスプレイを指さした。
あの霊がしたように。



手がかりは歌詞にある・・・




体中の感覚が麻痺する。


「みんな・・・急いで歌詞の・・・・」


しっかりと腕を伸ばし、ディスプレイを指差した信二は、やがて二度と目覚めぬ眠りについた。








晴海・・・・・







< 78 / 90 >

この作品をシェア

pagetop