ナンパ男との恋 １巻

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「はい、いつでもどうぞ？」

「えぇっと・・・私から？」

「約束は守りましょうって
教えられただろ？」

輝樹に　約束は守りましょうと言われるのは
かなり納得いかないんだけど・・・

説得力ないし・・・


でも・・・・


結果は・・・

この会話の通り・・・

・・・・惨敗。

３回して
一度も勝てないなんて・・・

オセロくらい・・・と
なめてかかったのがいけなかったのか
知識不足なのか・・・




至近距離で
私を見ている　その顔は
完全に　意地悪むき出しの笑顔。


テクニックなんてないし・・・

どうしろって言うのよ・・・

・・・もう、いいや。

勢いに任せて
形の良い唇に
自分の唇を押し付けた。

ガチッ・・・


案の定・・・・

「いってぇな～
がっつきすぎだろ。
欲求不満かよ？」

勢いに任せすぎて
歯と歯がぶつかるとは

最悪・・・・