ナンパ男との恋
「まぁ~、でも
春菜には 俺の裸を見る余裕なんてもんがないだろうけどな。あははは」

一気に恥ずかしさが甦り
思わず 布団を頭から被ったけれど
そんな私を
おもしろがって
上から乗っかかって
押し潰そうとする。

とっさに布団から顔を出すと
上から 意地悪少年のような顔で
見下ろして笑ってるし・・・

「っ・・・もうっ!」

「あははは、ごめんって!
そんな怒るなよー」

大笑いしながら
謝ってもらっても・・・

「ほら、ここ座れ」

と言ってくれるけど・・・

「私 重いから・・・」

さすがに 膝に座るのは
自信がない・・・

「いいから。ほら、」

強制的に座らされたけれど
少しでも負担がかからないように
必死で 全身に力を入れて
全体重がかからないように
体を固めてる私は
かなりマヌケだけど・・・

「いたっ・・・
ん・・・ちょっ・・輝樹!」

耳に噛み付いてきたと思ったら
今度は 首筋にキスをしてきて
せっかく 力を入れてた体は
全体重が 輝樹の足へとかかった。

「これで 力が抜けただろ?」

「・・・重くない?」

「んー重い。」

「ごめっ・・」

「うそ、全然重くない。
チビだから 重いはずねぇだろ?ははは」

「チビって・・・・」

からかわれても
やっぱり、こうして
一緒にいる時間が
私は 何より幸せかもしれない。





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