ナンパ男との恋 1巻
「お子ちゃまは
これだから困るな~
要するに、
俺が女と2人でいるという場面を
俺の事を知ってる奴が目撃した場合
例え、その女が 親戚のネェちゃんだろうが、浮気と結びつけるだろ?
何の関係も持っちゃいない場合でも 浮気したと思い込んでしまうだろ?
という事は、それを浮気だと決めつけるか、信じるかっていうのは
春菜次第って事。
俺は 弁解もしないし
そう思いたきゃ思えば?つー性格だしな。
理解できたか?」

「なんとなく・・・・」

輝樹が女の人と2人でいるからと言って 浮気とは限らないけど
信じるか信じないかは私次第って事・・・?
なんだよね・・・

何か・・・自信ないかも。

でも、疑惑は残るだろうけど
別れを選ぶって事は
ないような気がする。

「よし、じゃ帰るか。」

「あ、うん」

本当は 一緒にいたいけど・・・
帰りたくないけど・・・

輝樹なりの 私に対する思いが
分かっただけでも・・・

エッチはできなかったけど・・・
体全体から
思いが伝わってきた気がする。

・・・それに、
照れた輝樹も見れたし・・・

これで十分・・・。

これだけで、幸せだと思えるから。
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