ナンパ男との恋 1巻
この3日の間に
輝樹から電話がくるかこないかって考えると
気が気ではないけれど
今までを考えると

・・・ギリセーフかも?

いや、でも
もしかしたら・・・

かかってきてたら・・・

輝樹の事だから
もう二度と連絡してこないかもしれない。

美香のいとこに
輝樹の電話番号を聞いて
電話したとしても
繋がる可能性は低いし
例え 運良く繋がったとしても
私からの電話を取るだろうか。

あー、もう!

頭の中 ぐちゃぐちゃ。

布団の中で
悪い方向にばかり考えてる。

何で私ってば
いくらてんぱってたとは言え
携帯を持って
お風呂なんかに入ってしまったんだろうと
自分自身を恨んでしまう。

壊れた携帯を眺めながら
眠れないまま
朝を迎えた。



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