☆年下王子のアイツ★

ありがとう ―しのside―





―数分前―



瞬が上に行った後、私のケータイが鳴った



着信:お母さん




…いまさら、何?って感じですよー


お母さんのせいで恥かいたって言うのに







半ギレ状態で私は電話に出た




「…もしもし?」



『いや~ん、しのちゃん怖いわよぉ』



「…(切ってやろうか)」



『あ、電話切らないでね!ママ悲しいもん!


で、話があるんだけど…今日ママねー同窓会でー

遅くなりそうなのよ~

だから、ご飯食べてきてくれない?

お父さんは流雨たちと出かけちゃったしぃ~』





呆れた。


お母さん私を見捨てたな、絶対

なんか作っといてくれたっていいのにさ~




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