☆年下王子のアイツ★




がばっ



意識が戻った私は、布団から飛び起きた




…と、同時に、独特のある匂い



真っ白な天井、真っ白なベッド




どうやら、病院にいるみたい。






「…しのっ!?しの、やっと起きたぁ!!!」




「…芽。」





芽が私の手を握って、涙している。



なんで泣いてるの?


そう思い、首をかしげた。






「しの…あんた、記憶にないのね…。
 記憶喪失ではないみたいだからよかったけど…

 まる2日寝てたんだよ!?

 どんだけ、心配したと思ってんのっ」




2日!?


私、2日前なにしたの!?




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