甘めな年下くん☆

「これが、僕の本性だから。これからは我慢しないよ?」




本性?
今まで一緒に居たのに、その顔は表だったってワケ?
赤ちゃんから居たのに.....





「だから...宜しくね?」

「はぁ?本性って意味がわンッ」





いきなり近づいてきたと思えば、キス。

軽く触れるだけの。





「明日、一緒に学校...行こうね?」




二コリというか、二ヤリと笑って那智は部屋から出ていった。

.....夢じゃなかった。
昼間の出来事は、本当だったんだ-


リビングには桃の香りがかすかに残る。

あたしのドキドキもハンパじゃなかった。







なんだか、2人きりの生活
危ない予感がする-









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