インターン・シップⅡ

あぁ~…やだやだ。と顔の前で手の平をパタパタと振るリカさん。


「実は、サツキちゃんに声かけた時、ジュンのこと聞くもんだからてっきりいつもの女子校生だと思っちゃって…アハハ!」


アハハ…って私、女子校生に見えたの!?

何か…それ喜んでいいのか複雑なんだけど…。


その思いをこめてジトッとリカさんを上目に見つめるとへへ…って笑って肩を竦めた。


リカさんはすごくお茶目でかわいらしくて。今さっき初めて会ったばかりの人なのに、すっかりおしゃべりに花を咲かせて楽しんでいた。


すると……。


「ただいま~」


イケメンでカリスマのジュンさんが両手に荷物を抱えて帰ってきた。


挨拶しようと立ち上がった私に気づいたジュンさんは…


「あれ、お客さん?」


そうリカさんに聞いた。


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