インターン･シップⅡ

｢サツキちゃんには悪いんだけどさぁ…｣


ひとしきり笑い合った後で、急に真面目な顔をして話し出すジュンさん。


｢？？…何ですか？｣


｢その…Ｓなハルと付き合える彼女だから…結構な女王様系を想像してたんだ。

いや、実際のサツキちゃんがどうとかじゃないんだよ？むしろ、フワフワした可愛らしい子でびっくりしたんだから！

まさかハルがこんな可愛い子と付き合えるなんて…って驚くぐらい！｣


｢………？？｣


お世辞なんだろうけど、何で今お世辞を言うのか、何を言いたいのかわからないから、とにかく続く言葉を待った。


すると…ジッと観察してジュンさんを推し量ろうとする私からちょっと目を逸すと、言いにくそうに


｢で…だね。

俺、レンから頼まれたんだ。サツキちゃんのこと｣