雨の雫



そんなコト、

いや俺にとっては
重要なコト、を考えている
うちに。。。



車は止まった。。

『着いたぞ。』

淳の低い声に
久しぶりに声と言う声を
きいて美奈はビクッと反応した。


子猫をなだすように
キスをしてあげようとすると


修に止められた。。。



助手席から身を乗り出して。。


シートベルトを片手で外し
俺をとめた手はずっとそのまま。


『目隠し、外そう。』

そう一言だけ修は言った。。


そして俺を睨み付けた。。


【美奈にキスをするな】
そんな瞳で俺を睨み付けた。。




俺はお前には敵わない
だから安心しろよ?


と俺は言えなかった。

力ずくで美奈を
奪う気だったから。。

美奈を俺だけのモノに
したかったから。。





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