ヴァンパイアと秘め事を


また別の日。


美夜と部屋でいつものように過ごしていると、ふと美夜の病気のことを思い出した。




「美夜、身体は大丈夫?」

「うん。最近はね、すごく気分がいいの」

「それはよかった」




いつものように笑顔を見せてくれる美夜にほっとする。


僕もいつもと変わらない。

はず、なのに…




「…アレンは?」




美夜が言った。


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