もっと、ずっと。

二人きりの時間





ガラガラッ


「純也♪♪・・・純也?」




私はまた純也の病室へ向かった。
純也は落ち込んだ顔で
ずっと窓を見ていた。



「茜・・・」

「・・・どうしたの?具合でも悪いの?」

「いや、別に・・・」

「・・・そう」



なんだか様子が変・・・。
まぁいいや。
純也と一緒にいられるもん。
楽しまなきゃ!!



「ねぇ、純也。屋上行かない??」

「は?」

「気分転換に!」

「ごめん、ダメだって言われてるから・・・」
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