夏の恋2
家デート

荷物を手に家の扉を開けて中に入っていく。




「どうぞ入って。」



『…お邪魔します。


………おぉ!

思った通り!!。』





「何それ〜??

どんなイメージだったの!?
ってか、ジロジロ見ちゃダメだからね。」




買った物を二人で冷蔵庫に詰めていく。





この部屋に男の人が入るのは峻介が初めて。


緊張するな…。





『…なぁ?
今から何しよっか??夕飯には早過ぎし。』





ドキッ…!!




しまった…
そんなこと考えてなかったな…。






「あっ……!
じゃあ…
夕飯まで時間あるからDVDでも見る?

近所にレンタルあるし!」




我ながら咄嗟のナイスアイデア!






『えぇ〜…。


イチャイチャしたかったのに…。』





「はっ……!?」





『ふっ…、仕方ないな、DVDでも借りに行こう!!』


もう…
こんな事ばっか言って反応を見るて楽しんでるんだから。









「峻介の意地悪…!!

は…早く行こ!

私アクション映画見たいから!!」



足速に玄関に向かう。




『あはは!ごめんってば!そう怒んなって!』



ポンッと頭に置かれた手が一瞬にして体を熱くさせた。



峻介ってば、こうゆう仕草は無意識にやるんだから…。






ムカつく………。
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