海賊と私



「そうそう。客に酒の一杯飲ませられねぇ店は潰れた方が町のためだせ!」


調子に乗った海賊たちは次から次へとお店の悪口を言った

キレるのは我慢しようと思ったけど…もうやめた…

『あ〜あ…せっかく我慢しようと思ったのに…』


私は海賊たちに話ながら近くに置いてあった刀を持った

「はぁ!?何言ってんだよ」

私が刀を持つところは海賊たちには見えない
だけど後ろから見ていたハヤトや町の人達にはみえたみいで
「早く離れろ!!!」だの 「ナギちゃんがキレた」だのあちこちで叫び声をあげていた

でも私は怒りで周りを気にする余裕がなかった




だから気づかなかった
後ろから走ってくる1人の海賊のことを…―



















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