海賊と私

sideクリュウ




『船長〜…まだ宿見つかんないんすか?』


俺の名前は《クリュウ》スダン海賊の一員でもある スダン海賊には海賊王である《コウガ船長》
コックをしている《セナ》
測量士の《ショウ》
ドクターの《シイ》
そして見習いの《イチ》 の5人がいる


たまたま通り掛かったこの島《カウ島》の町に来ていて今日泊まる宿を探していた


なんだけど…
「いや〜中々いい所がなくてなぁ…」


『…ってもう3時間歩きっぱなしっすよ!!!』


「クリュウ。少しは我慢しなさい」


『ドクター!!3時間も我慢してるんすよ!!!これ以上は…「まだ…3時間しか経ってないよね?クリュウ」

ゾクッ…
ドクター…顔は笑ってるけどめがわらってねぇ…


「ぎゃーこらぎゃーこら猿みたいに騒ぐな」


『はぁ!?んだと!もういっぺん言ってみろショウ!!!』


「もう此処で暴れないで下さいよ!二人とも」


『「イチは黙ってろ」』

イチが止めに入っているにも関わらず喧嘩を止めないでいると…

ゴツンッ…

「うるさい」


セナさんが俺らをフライパンで殴った


『セナさん何処からフライパン出したんすか!?』


フライパンとか…マジ凶器だろ…


「がはははは。まぁそんなに怒るなセナ。こいつらが静かだったらだったで逆に怖いだろ」


「船長…」

セナさんの怒りが船長によって静まった


「よし!あの宿にするか!!!」



『「はい」』



そして俺たちは船長が決めた宿に向かった

船長の選択によってこのあと俺の身にあんなことが起こるなんて思ってもみなかった…―

















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