メール受信中




ものすごく怖い顔をした
達也さんに

「会っていない」

そう伝えると、
ホッとしたかのように

笑顔になった。




「何ですか?…嘉穂さんがどうかしましたか。私、あなたとなんて話すことな……っ」




――ガバッ



「話すことな…んてっ…」

「俺はある!」

「だって………」



私はいきなり抱きつかれ
今にも泣き出しそうになる。

もう声は震えた状態で
目には涙が溜まって
あともう一度瞬きしたら
涙がこぼれるところ...




でも それは

達也さんも同じだった。


震えるような声で


「好…っき!なんだよ!」



そう言った。




< 55 / 138 >

この作品をシェア

pagetop