100万粒の涙。⊹.*

しばらくすると
拓はあたしを降ろして、笑った

「彩、軽すぎっ!!!」
「拓が力ありすぎるんじゃないの?」
あたしも笑った
すると、すぐに陸が抱きついてきた

「さーちん、俺にも構ってっ!!!」
陸は上目を使いながらあたしを見た
あたしは陸の頭を撫でて笑った

「陸、可愛すぎっ!!!」
陸は二ヒッと笑って、あたしの手を引っ張って、みんながいる奥の部屋に入って行った

みんなはいつもの席で寝転がったり、雑誌を読んでいた
大輔と祥は寝てる。
陸は自分の席に行って、ソファーにダイブした

祐樹はあたしに手招きした
あたしは祐樹の傍に腰掛けた

祐樹はあたしが座ると、寝始めた

あたしを呼んだ意味は・・・?
あたしは不思議に思いながらも雑誌を読んでた
しばらくするうちに、みんな眠りについた

―――コツン

肩に何かが当った・・・

祐樹があたしにもたれてきた。
…… 可愛い。

あたしは祐樹の顔を見てた
凄く綺麗な顔…。
髪も綺麗な金髪で、丁度いい位の長さ。
そして、無造作に跳ねてる。


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