*PRECIOUS DAYS*




「……泣いてるわけないやん。ウチそんなすぐに泣かへんもん!」



なんだか妙に意地を張ったような言い方になってしまう。


私って、もしかして好きな人の前では素直になれないってやつ?



1人でごちゃごちゃ考えていると、先生は模造紙の方を見た。



「あれ、それってもしかして保健の発表のやつか?
凄い凝ってるやんかぁ!やっぱやるなぁ、烏丸」



先生は、そう言って私の頭をなでた。


私の心臓は、今最高潮に動いてる。



もうダメだ。



胸が苦しすぎて仕方ない。






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