*PRECIOUS DAYS*



だから、私きっと先生に恋したことを忘れない。


そして……



先生の言うとおり今を今以上に大事にして生きるんだ。



先生は、私の頭をなでていた手をそっと離し、



「じゃあ、俺部活に戻らなあかんから」


早々と教室を出て行った。



もうちょっと話したかったけど……


でも、もう今ので十分パワーもらえたよ。


ありがとうね、先生。






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