*PRECIOUS DAYS*





次に目を覚ました瞬間、


私は目覚まし時計を一目散に見た。



――やばい!





遥菜との待ち合わせの時間どころか、学校に間に合うかどうかも微妙なところ。


携帯には遥菜からメールが届いていた。



「先に学校行っとくで」



あぁ……


もう学校に行く気が全くしない。


でも……




私は走って学校に行った。

先生に会いたいという一心で。




何度も急な坂で歩きそうになりながら。
< 96 / 156 >

この作品をシェア

pagetop