不器用男子
 それから、深い眠りについた。



 夢を見た。



 木下君といっぱいおしゃべりしてる夢。




「ん…」

 目が覚めると、横に木下君と伊藤君。


「あ。 目、覚めた?」


 先に気づいた伊藤君。

「あ、うん。」


 いつからいたの?


 寝顔見られたよね?


 恥ずかしっ!!



「お粥…食う?」

 木下君が聞いてきた。


 作ってくれたんだ。


「俺がつくったんじゃないけど? 大輔。」

「ふぇ?」


 なんか通じちゃった?

 伊藤君がつくってくれたんだ。


 おいしそう。



 そのあと、お粥をおいしく頂きました。


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