お兄ちゃんは危険な××!
学校から出たあとも、玲人は止まる気配がなくて、街の中を走り続けた。
街ゆく人々が不思議そうにわたしたちを見る。
玲人はまだ余裕そう……
だけどわたしはもう限界!!
「れ、玲人…、も、ギブ…ッ」
海岸まで走ったところでゼェゼェ言いながらそう告げると、玲人は呆れた顔をしながらも止まってくれた。
「体力ないな。ぶす」
「はあああ!?ちょっと、最後のいった?いらなかったよね!」
「それだけ元気があれば、まだいけるな」
ニヤリと笑ってまた走りだそうとする。
く、そう…っ