紅鬼神†妖怪との禁断な恋†




「………え?」


爽は私の頭をクシャクシャに撫でた


「ッ……!」


「俺達はずっと一緒だ
あの木とも……」



爽があの木にどうして
執着しているかは
分からないけど
聞いちゃいけない……


それだけは分かる



爽は悲し気に桜の木を見た


ただ……隣の大きな桜の木は一再見なかったんだ




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