紅鬼神†妖怪との禁断な恋†




「……ふッ…さすが刹那女
血に敏感ですね」


湾さんは親指で血を拭き舐めた



「……目的は…何……?」


湾さんはにっこり笑う
こんな笑顔が嘘なんて


……人を…いや、
鬼を信じすぎた。



爽のせい……
こんな感情…いや……



「目的は、そのピアスを外してくれますか?」



私はとっさに、ピアスを守る




< 85 / 282 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop