心の羽根
彼は一人でブランコに乗りながら、ちょうど一年前に送られたこのメールを読み、そして消去した。
お前はあれからいつも、ここから自分の心に羽根をつけて、オレに飛ばしてくれていたんだな。お前の気持ち、今頃になって届いたよ。
彼は空を見上げた。あの日と同じ様な空が目の前に広がっていた。今頃空を飛んでるか?気持ち良いだろ?背中に翼があるなら、オレも今飛んで、お前に逢いにいきたい。お前が一番好きだから。
彼はブランコを力一杯漕ぎだした。途中からは汗か涙か分からないものが、彼の頬を伝った。
隣のブランコがまた風に揺れた。
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