誓いの言葉・高校編
部員皆疲れてげっそりしながらバスを降りた


やっと帰ってきたーー


防具を下ろし部室に持ち込み片付ける
面やコテを軽く拭き道場に並べ陰干しをする


気がついたら4時………
着替えや胴着を持つと結構な荷物にゲンナリした


学校で解散して私は愛美と帰ろうと校門を出ると車が止まっていた


……………あれ?


「よっ!迎えに来たぞー」

うっそ…………

隣の愛美もビックリしてる
「瞳!もしかして省吾さん?」

私は頷いた


「こんにちは…でもどうして?」


「ちょっとな…友達もよかったら乗りなよ、送ってあげるから」


愛美は自分も誘ってもらってスッゴく嬉しいのと、省吾さんに興味津々で目をキラキラさせて


「はい!是非お願いします」
と返事をした


…………………
…………………

車内は愛美から省吾さんへの質問責めだった


「………省吾さんは彼女とかいないんですか?」


うわ…直球だよ
でも気になる!


「ん?彼女はいないよ…」


「そっか…でも省吾さんカッコイイからモテますよね?…彼女いなくても好きな子はいるでしょ?」


な なんかドキドキする

…………あれ 黙っちゃった
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