誓いの言葉・高校編
私達は2階の部屋で少し話をする事にした

これからどうしよう…

ベットに腰を下ろし
何かを考えているみたいに黙り込む省吾さん
私は隣に座り省吾さんの横顔を見つめた

けれど、ため息をついた彼の気持ちが少し不安になり彼のシャツの裾をキュッと握った

ふと 思い出した様に顔を上げ私の顔をじっと見る

「なんか…色々展開ありすぎで…少し疲れたな」

いつもキリッとしている眉が"参ったな"と言っるみたいだった
こんな顔をさせているのは私のせいなんだ

そう思うと切なくなって省吾さんの肩にもたれた…

「ごめんなさい。私達の事なのに、省吾さんにまで面倒かけて…私……」






「大丈夫
大丈夫だから…
お前、自分のせいだとか余計な事考えてないか?

後の事は大人達に任せよう
ただ、何かあったら知らせる事。自分で何とかしよう等と考えるなよ?」
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