Calling*Me
一滴の血の匂いが香る
芽瑠side



ペンダントが1か月経ってももらえない美佐はかなり機嫌が悪くなる一方。




「芽瑠~ペンダントまだッ?」




クラスのみんながいても性格を露にしていた。



叶のはまだ甘ったるい声をだすけれど…。




ぶわっと美佐の巻き毛が私の顔にあたる。




巻いてたんだ髪。




「聞いてんの芽瑠ッ!」

「聞いてるよ」



ペンダントは毎日毎日渡してと叶に頼んでもまったくくれない。



それが1カ月続いたもんだから美佐もお怒り。




彼女なんだから叶に頼むのは美佐の役目なのになぜか私を使う。




「芽瑠~あのペンダントもらったらどうすると思ぅ?」

「わかんない」

「捨てるのぉ」




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