桜舞う木の下で

夢゚*隆祐side*゚


ここ…どこだよ?
霧ばっかで前なんか見えねぇ…。
俺は…バイクに乗って仁川を家に届けて…事故った…うん。
で…ここは?


「先生!!先生!!」


この声…


「速く来てよ!!皆待ってるよ!!」


どっかで聞いた事ある声…。
俺の目の前には、髪が胸ぐらいまである女の子と肩にかかるかかからないかギリギリな子が二人に…肩をちょっと過ぎたぐらいの女の子に…髪を束ねた女の子。


「ほら!!」


髪を束ねた女の子に手を掴まれた俺。
さっきまで何にも見えなかった景色が、顔が良く見えない髪を束ねた女の子のおかげで、景色は変わった。

ここは…学校…


「先生!!ほら、ホームルーム!」


えっ?俺が?
しかも…先生って…


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