桜舞う木の下で

先生の後ろ*゚



「はぁ…暇」
「ふぅ〜ん…麻衣ちゃん夏休みの補習引っ掛かってるのに?」


はっ!?
げ…湯沢先生…。
全く…独り言すらボヤけないって乙女可哀想じゃない!?


「独り言すらボヤけないって可哀想ねぇ…はい、補習用テキスト!あっ…俺の科目じゃ麻衣ちゃん1人だよ?じゃ!!」


ガビーン…
確か…中間は50点中40点で…期末は…10点でしたっけ?
アハハ…


「全く、麻衣はお調子者だからさ!!」


とか言って夏蓮に笑われたし…
はいはい、私はお調子者ですよ〜だ!!!


「麻衣?」
「へいへい。」
「あのさ…もう一回…」


愛ちゃんの一言は、私ですら考え付かなかった事だったんだ…


「話してみる。」


顔付きで瀬川先生となんだなぁ…って。

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