恋愛倶楽部 -love-



頬が赤いということは、照れているか恥ずかしいかのどっちかで。


「僕が嘘つくと思う?」

「思います!」

「即答するなんてヒドいなぁ」



とりあえず疑惑だらけの黎緒先輩を一時的に信じるとして。

照れているか恥ずかしいかのどっちかなら、もしかすると俗に言う恋なんじゃない!?


黎緒先輩、もっと早く教えてくれればよかったのに。



と、言うことは一目惚れか!?

牡丹は美人だしあり得る、うん。


それに恋に落ちるのは突然なものでしょ?

高確率で恋だと思う!



「ヤバい、なんかすごくドキドキしてきた」

これは絶対さっきの男の子捕まえて牡丹に会わせてあげなきゃだよ。

あたしは恋する人々の味方だからね。



明日絶対絶対ぜーったい捕まえてやる。




「えへへ、ゆゆをドキドキさせちゃったぁ」

「いや、おまえじゃねぇよ」


ひょこっと隣に現れて制服の袖を掴んでくる風音にすかさずツッコミ。

可哀想だけど、風音にかまってる暇はない。


あたしには、たった今仕事ができたの。

やらなきゃいけないことがあるの。






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