薔薇の花束を


「……星華チャンの姿とか声は周りには見えないし聞こえないだろ?…つまり、周りからすれば、俺は一人で話したり笑ったりしてる変質者…って訳だよな?」


『あぁ…そういう事…じゃあ一人で帰れば…』


「星華チャンともっと話したいから…な?一緒に行こう?」






なんでだろう…松原サンの優しい瞳に逆らえない…





『今回だけ…だからね?』



渋々…本当に渋々、松原サンと共に、その場を離れる事にした




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